お役立ちコラム
障がい者の面接時に心がけたいポイントや質問例、判断材料にすべきこと【障がい者雇用】
企業として人材を確保するためには面接を行う必要があります。
ただ、面接の際には障がい者の方と接することもあり、その場合は注意しておくべきポイントがあります。
どのような質問をして採用の判断材料とできるのか内容を紹介しましょう。
面接の質問で心がけておきたいこと
障がい者雇用で相手と面接するときは心がけておくべきポイントがあります。
それは以下の点です。
面接は複数回行う
障がい者雇用で面接するなら1度の面接で全てを把握することは難しい場合が多いです。
そのためできることなら複数回面接して、障がい者の方でも企業で働くことができるのかお互いの認識にズレがないのか見極めることができます。
2〜3回ほどは面接して相手の理解を深めるようにしましょう。
生活リズムを把握
障がい者雇用の場合、面接では相手の生活リズムを把握しておくようにしましょう。
障がい者でも症状や程度は違うので本人に朝早くの出勤、夜少しの残業に支障はないか確認しましょう。
障がいの程度が高く、主治医の判断が必要であれば診断書の確認もして就業できるか見極めることが大事です。
面接の際の質問の事例
障がい者雇用で面接をするときの質問を知っておくことも大事です。
質問の事例を紹介します。
ご自身の障がいについて教えてください
障がいの度合いについて知るために必ず本人から聞いておいた方がいいことです。
障がいの度合いにより雇用するための配慮や準備を行うことができます。
本人しか分からない点もあるため先入観を持たないためにも聞いておいた方がいいでしょう。
生活リズムにつて教えてください
症状によって睡眠や決まった時間起床することができない場合もあります。
生活リズムを聞いておき、朝の起床が難しい遅番にするなど対策を講じられるので質問しておきましょう。
会社の配慮して欲しいことはありますか?
障がい者の方には会社に配慮して欲しいことがあるはずです。
面接で聞いておくと本人に合わせたサポートを行うことができ、仕事がやりやすくなります。
本人から言うことはためらうことがあるので、面接官から質問するのがいいでしょう。
まとめ
障がい者雇用の面接で心がけておくべきことが分かれば、障がい者の方でも働きやすいようにサポートできます。
ぜひ、ポイントを押さえておきましょう。